2022年08月18日(Thu)
【You're fired!２】本日ジョン・ダニエルズ（通称JD）編成本部長が解任されました！
以下はヤフーニュースのMLB.comの記事の転載デス↓
日本時間8月18日、レンジャーズはジョン・ダニエルズ編成本部長を解任したことを発表した。レンジャーズは2日前にクリス・ウッドワード監督の解任を発表したばかりだったが、今度は2005年10月からフロントオフィスを率いてきたダニエルズもチームを離れることになった。ダニエルズは2005年10月にGMとなり、2013年3月に編成本部長に昇進。レンジャーズの公式発表によると、今後はクリス・ヤングGMがフロントオフィスの指揮を執ることになるという。
ダニエルズは2002年にレンジャーズのフロントオフィスに加入し、2005年10月にGMに就任。GM、そして編成本部長として約17年間にわたってレンジャーズのフロントオフィスを率いてきた。2010年からアメリカン・リーグ2連覇を成し遂げ、2015年から地区2連覇したが、2017年以降は負け越しのシーズンが続き、5年間で3度の地区最下位。今季もエンゼルスとアスレチックスの低迷に助けられて地区3位だが、大きく黒星が先行している。
レンジャーズのレイ・デービス・オーナーは「ジョンの17年間にわたるフロントオフィスでの功績は数えきれない。2010年から2016年までのあいだに5度ポストシーズンに進出し、2度のリーグ優勝という球団史上最高のチームを編成した。また、選手育成やスカウティング、アナリティクスの面でも彼の影響は計り知れない。フィールドの内外でチームのために尽くしてくれた」とダニエルズの功績を称える一方、「しかし、肝心なのは2017年以降負け越しが続いていることだ。我々は正しい方向に向かっていると思うが、リーダーを変えることは有益だと思う」と勝てないシーズンが続いていることを解任の理由に挙げた。
2005年10月にGMとなったダニエルズは、現在のメジャーリーグで長期政権を築いていた人物の1人。メジャーリーグ公式サイトによると、ダニエルズより長い期間、フロントオフィスのトップを務めているのはビリー・ビーン（アスレチックス）、ブライアン・キャッシュマン（ヤンキース）、ケン・ウィリアムス（ホワイトソックス）の3人だけである。
ココからは私的に思うJDヒストリー
JD最大の功績はエイドリアン・ベルトレーと契約したコト
マーク・テイシェイラをATLに売って見返りにエルビス・アンドラス、マット・ハリソン、ネフタリ・フェリースなどを獲得したコト
ジャスティン・スモークらを売り、SEAからクリフ・リーを獲得したコト
ジョシュ・ハミルトンをCINからトレードで獲得したコト
マイク・ナポリをTORからトレードで獲得したコト
ダルビッシュ有を本気で獲りにいったコト
マイク・マイナーを買った＆ギリ売ったタイミング
ランス・リンを獲得したコト
輝かしい功績もあるが最悪な決断もあった…（まぁ結果論だけど）
イアン・キンズラー＋金銭とプリンス・フィルダーのトレード
まぁコレはケガの多いズラキンに代わって超有望株ジュリクソン・プロファーを起用したい＋さらなる打撃強化を計りたいという当時は完璧な思惑のトレードに見えたが…
オフの旅行先でトレードを知ったズラキンは激オコし、伝説の「TEXは次のシーズンで全敗して欲しい」発言が生まれた（全敗とまではいかないが負けまくって願いは叶った）
さらにスペ体質がウソのように無くなりタフになった
逆にフィルダーは首のヘルニアで僅か3年で引退
ロスター枠と高額な契約残額だけが残った（後に枠問題は特別措置が認められて解決、残高は保険が適用されて半額で済んだものの全くプレーしないヤツに複数年毎年900万＄払うのは歯がゆかった）
フィルダーと同時期に獲得した秋信守も最悪の契約だった
まぁズラキンの穴埋めとして高出塁率がウリの秋は１番打者としてピッタリの人材ではあったが、何分契約年数と金額が重かった
つかその前にネルソン・クルーズを切ったのも大失敗
経緯としてはクルーズが禁止薬物発覚により出場停止→ちょうどオフにFAでTEX残留を希望もJDガン無視→秋獲得、背番号17を秋に渡す→クルーズBALへ
その後の秋とクルーズの成績は天と地の差だった
あとはデンプスター獲得にヘンドリクスを放出したコト（まぁ彼はCHCだから大成しただろう）
エイドリアン・ゴンザレスを放出したコト（まぁテシェイラいたから仕方無いがな…ちなみにゴンザレスとともにクリス・ヤング、元日ハムのターメル・スレッジがSDへ見返りは大塚ら）
クリス・デービス放出して上原浩治を獲得したコト（２人ともTEX以外で大活躍）
ランス・リンを売るタイミング（ダニング＆ウィームスじゃ損）
コーリー・クルーバーとクラセのトレード
まぁJDはドライ故に衝突も多かった
長年の功労者であろうと容赦はしない
マイケル・ヤング、ズラキン、ノーラン・ライアン、ハミルトンみんな喧嘩別れや捨て台詞を吐いてTEXを去った
ただヤングは球団殿堂入りかつ永久欠番、フロント入りもしてそうそうに和解した
ハミルトンもLAAからトレードで引き取り晩年の世話をして和解した（球団の殿堂入りもした）
キンズラーは今月球団殿堂入りをして和解した
JDは弱小TEXを常勝球団に変えた
ただ2012年から歯車は少しずつ狂い始めていた…
ハメルズやルクロイなど派手にトレード補強するもプロスペクト畑が枯れた
ってもスモーク、プロファー、オルト、マザーラ、アルフェロ、ウィリアムズ、ペレス、サーディナスなど期待値が高かったプロスペクト達言う程活躍していないという…
ココ10年はJDカリスママジックも年々弱くなってはいたな
昨年クビになってたら大好きなNYMのGM出来たろうにタイミング悪い…
とにかく今までありがとうジョン・ダニエルズ
楽しい17年だったぜ！
ハロー、クリス・ヤングもう思うがままだな
シミエン、シーガー、グレイの大型契約
ドラフトでのライター、ロッカーの指名
ペレス、ムーアの売却無し
どれも望んだコトかい？
まぁ投手出身だけに投手関連はヤングの意見が通っていた可能性は高そうだが…
コレからどうやって改革していくのか楽しみに待っておるぞ！
しかし、あのクリス・ヤングがTEXの頭になって権力を握る日が来るとは…
現役時代を知っているだけに考え深いな…
08:17
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